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トレーニング理論

トレーニングの原理・原則

2023.10.21

筋肉痛は必ずあった方が良い?
筋肉痛ではなく、身体の適応

  筋トレは、筋肉を壊す行為から、筋肉が負荷に適応する行為へと考え方が変わりつつあります。 筋トレによる強い負荷がホルモンの分泌を促し、身体はその負荷に適応するように働きます。そして、栄養と休養を組み合わせることで、筋肉はより強くなります。

つまり、筋トレは筋肉を壊する為に行うものという考え方ではなく、過度な負荷によって筋肉が適応し、その結果筋肉痛が起こる行為と考えられています。身体が強い刺激に耐えられるようになるためには、物理的・生理的な刺激が必要で、筋肉痛はその副産物でしかありません。

  下記のようなトレーニングの原理原則に基づいて、筋肉に強い負荷を与えて身体に適応させることが重要です。そしてこの原理原則が、トレーナーの管理指導無しで自分流でトレーニングを行う初心者間では守られていないのが現状です。

これを守らないと結果が出ない
3原理・5原則

【トレーニングの3原理】

過負荷の原理(オーバーロードの原理): 同じ負荷の重量を一生持ち上げ続けても筋肉は維持されるだけです。現状の身体をもっと変えたいのであれば、すでに到達しているレベル以上の負荷を身体にかけないといけないです。

可逆性の原理: トレーニングを行って高めた体力や筋量も、トレーニングを止めてしまえば元のレベルに戻ってしまいます。体力や体型を維持するためには、トレーニングを継続していく必要があります。

特異性の原理(SAIDの原則): 身体は課された負荷に対して特異的に適応します。例えば長距離走のトレーニングを継続すればマラソンランナーのように長距離に適応した身体になります。その反対で短距離のランナーは瞬発力が大事ですのでムキムキの人が多いです。

※これらの原理から、最善の努力でトレーニングを追い込み、継続することが重要です。また、間違った方法で行うと思っていた結果とは異なる身体になってしまう可能性もあります。

さらに以下の5つの原則も重要です:

【トレーニングの5原則】

全面性の原則: バランスよく鍛えることが大切です。特定の部位だけを鍛えると、バランスが崩れてしまい、怪我、腰痛、肩こりの原因になりますし、姿勢も悪くなります。

漸進性の原則: トレーニングは徐々に強度を上げていくことが大切です。急激な負荷増加は怪我につながる可能性があります。また、強度がいつまでたっても上がらないのも良くないです。

反復性(継続性)の原則: 定期的、継続的に鍛えることが大切です。一度だけ行うよりも、定期的に行うことで効果が現れやすくなります。何事も継続が一番ですね。

個別性の原則: 人それぞれ体質や目的が異なるため、個人に合わせたトレーニング方法を選ぶ必要があります。仮に同一年齢、同じ性別、同じトレーニングを行っても、体格や遺伝などによって効果が違います。「あの人と同じトレーニングをやるとあの人のようになれる」とは必ず言い切れるものではありません。

意識性の原理: トレーニング時に使う筋肉を意識して収縮させることで、より効率的なトレーニングが可能です。鏡の前でフォームや筋肉の動きを確認しながらトレーニングをすると効果的です。

※これらの原則から、バランスよく身体を鍛え、少しずつ負荷を上げていき、毎回のトレーニングに集中し、何よりも継続することが大切です。

 これらの原理・原則はパーソナルトレーナーがクライアントへ指導する際にも活用されています。

経験のある方は、トレーナーからこう言われたことはないでしょうか?

『辞めたらもとに戻ってしまうので継続しましょう!』

『使っている筋肉を意識してトレーニングしましょう!』

『習慣化して繰り返し通うことが大事です!』

『今日は調子が良いのでいつもより重たい重量を狙っていきましょう!』

『バランスよく鍛えましょう!』

『ゴルフの飛距離を伸ばす為にこのトレーニングをしましょう!』

これらの言葉は全てトレーニングの3原理・5原則に忠実に基づくものです。そして一度専属のトレーナーになれば、長期の目線で見るべきものであり、もし現在ジムを探している方はこの長期で通う視点を持ってトレーナーを選ぶといいですね。

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